外部入力機能が搭載されたカーナビなら、スマホの画面をカーナビに出力することが可能です。
カーナビにスマホ画面を出力するとYoutubeやニコニコ動画をカーナビ画面で視聴したり、スマホに入っている動画や写真をカーナビに表示して楽しむ事ができます。
ただし、この方法で「HuluやAmazonプライムなど動画サービスをカーナビで表示させて見たい」という方は条件や注意点がありますから、カーナビや接続パーツを購入してしまう前に【カーナビにスマホをミラーリング(外部出力)しても動画が見れない】を必ず読んでみてください。
スマホをカーナビの外部出力へ有線で接続する
2018年11月現在、スマホの画面をワイヤレス(無線)でミラーリングする技術は一般的ではなく不安定。
スマホの画面をカーナビに表示させると同時に、スマホへの充電も可能な有線での接続が一番おすすめの方法です。
iPhoneでもAndroidでも基本的な仕組みは同じで、カーナビの外部入力を利用してスマホを接続するというもの。
スマホをカーナビに外部入力で接続する場合
- カーナビにHDMIでの外部入力機能が搭載されている(アルパインなど)
- カーナビにコンポジット外部入力機能が搭載されている(イクリプスなど)
まずこの2つで接続方法が異なる。
そして更にAndroidとiPhoneでは使えるケーブルが異なるので、ここでも必要なパーツが違ってきます。
カーナビにHDMIでの外部入力機能がある場合の接続方法
カーナビに直接HDMIケーブルが差せるので、iPhone/AndroidスマホをHDMI出力させるパーツだけ購入すれば、スマホの画面をカーナビに出力させる事が可能。
↑このようなスマホをHDMI出力させつつ、充電できるケーブルを買うだけ。
私はiPhoneを使用しているのでEBEAUTYDAYのケーブル(赤い方)を購入しましたが、問題なくカーナビに出力できています。
Andoroidスマホを利用の方はAcmeThinkのケーブル(白い方)を使用するのが良いでしょう。
カーナビにコンポジット外部入力が搭載されている場合の接続方法
スマホからコンポジット(赤白黄のやつ)で出力するには、ひと手間加えなければいけません。
iPhone/AndoroidともにHDMIで出力するケーブルはたくさん売られていますが、コンポジットで出力するケーブルは売られていない。
iPhone/Andoroidのスマホから一度HDMIで出力し、コンポジットに変換して接続する必要があります。
上の項目で紹介したスマホをHDMI出力させつつ、充電できるケーブルに加えて
↑この2つが必要になります。
これらはHDMIからコンポジットへ変換する機器と、コンポジットの両方がオスのケーブルです。
注意するのは必ず『HDMIからコンポジットへ変換』するものを買うことで、「コンポジットからHDMIへ変換」と間違えて買ってしまうと使えません。
ケーブルは両方ともオスピンの必要があり、オスメスのケーブルでは使用できません。
カーナビの外部入力接続を使用するのに追加部品が必要な場合も
カーナビ本体に直接コンポジット接続穴があれば良いですが、コンポジットによる外部入力を拡張する部品が別途必要な場合があります。
例えば私が購入したイクリプスのカーナビでは
↑このようなカーナビ本体にはカプラー接続し、コンポジット入力端子を増設するパーツが必要でした。
必要なパーツはカーナビによって違うので調べる必要があります。
調べるのが不安で、まだカーナビも決まっていないなら私と同じ機種と上のパーツを購入すればOKです。