車のエンジンがかからないけど、バッテリーは最近変えたばかり。
車のエンジンがかからなくなる、バッテリー以外の原因について症状と対処法を解説します。
原因はたくさんあるので、ここで紹介するものだけとは限らないのですが、特に多いものを2つ紹介します。
キーを回すと、ウィンウィン音はするがエンジンがかからない
スパークプラグが原因と思われる症状です。
スパークプラグはエンジンの点火を担う部品なので、スパークプラグが正常に動作しないとエンジンはかかりません。
対処法
スパークプラグを清掃し、改善されなければ交換が必要です。
スパークプラグは素人は触らない方が良い部品ですから、自動車修理工場へ依頼しましょう。
スパークプラグは1本あたり¥1,500円ほどの部品で、場合によっては4本の交換が必要かもしれませんが、交換工賃はさほどかからないはずです。
キーを回してもカチカチ音が鳴るだけでエンジンがかからない
これはバッテリーが上がった時の症状です。
バッテリーを交換したばかりなのにも関わらずこの現象が起きるということは、オルタネータが故障している可能性が高いです。
オルタネータは車のエンジン回転を利用して発電し、発電した電気を利用して電装品を動作させたり、バッテリーを充電してくれる装置です。
オルタネータが故障すると、オーディオやヘッドライトなど車の電装品すべてをバッテリーの電力のみで行うことになるので、バッテリーの電力がなくなればバッテリー上がりになってしまいます。
対処法
オルタネータ、またはそれに関わる部品を交換する必要があります。
オルタネータの場合修理はできず、交換のみの対応になります。
オルタネータは車種にもよりますが、部品が¥30,000~¥40,000円。
交換作業も大変な手間がかかるので工賃も合わせると¥50,000円以上の大きな出費になってしまいます。
オルタネータが故障するということは、車もかなり古くなってきていると思います。
今後このような「大きな修理費がかかる故障」が各所で発生しますから、車の買い替え時期のサインとも言えるでしょう。