車のシートについたシミ汚れ、ジュースなどをこぼしてしまった場合はスチームクリーナーを使って綺麗に落とす事ができます。
シートのシミ汚れは、ベージュなど薄い色のシートでよく見られる汚れで、マーチやノートなどでよくあります。
スチームの蒸気で社内がびしょ濡れになる可能性があるので、ひどいシミを落としたい場合はシートを車から外した方が良いでしょう。
シートは12mmのボルトで固定されていますから、12mmのスパナやレンチで取り外せます。
用意するもの
車のシートのシミ汚れをスチームクリーナーで落とす場合、必要なものは
- 拭き取り用の布
- スチームクリーナー
- シミ抜き洗剤(霧吹きタイプ)
の3点です。
布は雑巾ではなく、着なくなった服など分厚くないものを用意してください。
スチームクリーナーはノズルがたくさんついていると思いますが、標準ノズルタイプを使用します。
私は上のようなスチームクリーナーを使用しています。
ご家庭でシミ抜きを行うなら、上のようなシミ用洗剤がおすすめです。
スチームクリーナーでシートのシミを落とす手順
1. 落としたいシミにシミ抜き洗剤をたっぷり吹き掛ける
落としたいシミに直接霧吹きでシミ抜き洗剤を吹きかけてください。
広範囲の場合でも、きっちりシミ全てに吹きかかるようにしましょう。
2. シミの上に布をかぶせる
シミ抜き洗剤を吹きかけた箇所に、上からふき取り用の布を覆いかぶせます。
3. かぶせた布の上からスチームクリーナーをあてていく
スチームクリーナーに標準ノズルを装着し、かぶせた布の上からシミにスチームを当てていきます。
すると、かぶせた布にシミ汚れが写し取られていき、シートのシミ汚れが消えていきます。
しっかりシミが落ちるよう、シミの箇所にまんべんなくスチームをあてていきましょう。
シミ抜きが終わったら、そのままシートを乾燥させて終了です。
注意ポイント
シートのシミがひど過ぎてスチームクリーナーで全然取れない場合
シートのシミがかなり酷く、スチームクリーナーを使ってもまだまだ残ってしまう場合があります。
これを完全に綺麗にしたいなら、シートを車から取り外し、シミ箇所にシミ抜き洗剤を大量に吹き掛け、その上から高圧洗浄機で洗い流してみてください。
洗剤+高圧洗浄機は最強のコンビで、この方法なら天井やシートについたヤニ汚れも綺麗に落とせます。