車用のバッテリースターター(ジャンプスターター)は、非常用のものがAmazonや楽天などで¥4,000~¥5,000円で購入できますから、車に1つ常備しておくと安心です。
最近のものは優れていて、バッテリースターターではあるものの、非常時用のライトが付いていたり、USBを接続してスマホの充電にも使えますから、非常用としても便利です。
↓私も使っていて、今回の解説で使用したのはコレ↓
バッテリースターターのつなぎ方、使い方
バッテリースターターは直接車のバッテリーに接続して使用します。
バッテリースターターの充電が無ければ意味がないので、定期的に充電量は確認しましょう。
1. ボンネットを開ける
国産車であれば運転席の足元、外車であれば運転席もしくは助手席側の足元にボンネットを開けるレバーがあるはずです。
ほとんどの車はバッテリーがボンネットの中にあるので、レバーを引いてボンネットを開けます。
ボンネットがボンと開いたら車の前に回り、ボンネット中央部の隙間に手を入れ、開き止めレバーを倒しながらボンネットを開けましょう。
ボンネットが開いたら、ボンネット立てを利用してボンネットを固定してください。(車種によってはボンネット立てはなく、アブソーバーによって落下しないようになっています。)
ボンネット立てがある場所は車種によって違うので、探してみてください。
ボンネットがない車は
2. バッテリーを探し、バッテリースターターを接続する
ボンネットを開けたら、バッテリーを探してください。
赤と黒のキャップがついた箱で、すぐに見付かるはずです。
バッテリーが見つかったら、バッテリースターターを接続します。
バッテリーの赤いキャップを外し、バッテリースターターの赤いケーブルを接続します。
バッテリースターターの接続口は大きなクリップのようになっており、電気を流す必要があるのでしっかりバッテリーの鉄の部分に噛ませてください。
バッテリーのもう片方の端子に、バッテリースターターの黒いケーブルを接続します。
赤い方と同様にしっかり鉄の部分に噛ませましょう。
3. エンジンをかける
バッテリースターターの接続ができたら、ボンネットを開けたまま運転席に乗り込みエンジンをかけます。
特にやり方はないので、普通にエンジンをかける時と同じ方法で行いましょう。
エンジンがかからない時は
4. バッテリースターターを外し、ボンネットを閉める
エンジンがかかったら、エンジンをかけたままバッテリースターターを外します。
外す順番はありませんので、バッテリーに接続している赤と黒のクリップを外しましょう。
バッテリースターターの電源は外す前にオフしても、外してからオフしても問題ありません。
バッテリースターターを外したら、ボンネットを閉めます。
ボンネットを閉じる時は、ちょっと上から落とすようにして勢いよく閉めてください。
ゆっくり閉じると開き止めでひっかかり、半開き状態になってしまいます。
半開き状態になったら、ボンネットの上から押してガチンとしっかり閉めてください。
まとめ
エンジンがかかったら、30分ほどエンジンを切らないようにしてください。
30分ほどエンジンをかけておく事で、エンジン回転を利用してバッテリーが充電されます。
すぐにエンジンを切ってしまうと、またエンジンがかからなくなりバッテリースターターを使うことになります。
また、エンジンを30分以上かけたのにも関わらずエンジンがかからない場合は、バッテリーが完全に放電してしまっていますから、バッテリーを交換する必要があります。