車検証の住所変更は必ず行ってください。
自動車税の支払いなどは車検証の住所ではなく、本人の住所宛に届くので転居した場合も新しい住所に届きます。
転居した場合、印鑑証明や住民票の住所は役所で変更するはずですよね。
この印鑑証明や住民票と、車検証の住所が違う事でトラブルが発生するケースもあります。
車検証の住所変更をしない事で発生するトラブル
名義変更ができなくなる
車検証に記載された住所と、所有者の印鑑証明の住所が異なるため、本人であるという証明が成立しなくなり名義変更ができません。
この場合は別途「車検証の住所から、現在の印鑑証明の住所に転居した証明」が必要になります。
1度の転居であれば、住民票に以前の住所が記載されるため、住民票を1通添付すればOKです。
複数回転居している場合がやっかいで、居住していた役所を回り、当時在住していた証明を貰う必要が出てきます。
私はこれのため、和歌山県まで足を運んだ事があります…。
こうなると当然手数料も増えますし、ご自身で行くにしても大変な手間ですから、転居が多い方こそ必ず車検証の住所変更は必要なのです。
相続の時に大変
過去に一度経験したのですが、転勤族で何度も転居している方が亡くなり、その方の車検証と印鑑証明の住所が違った事がありました。
上で述べたように当時在住していた役所を巡る上、亡くなった方の書類を貰う手続きをしなければならず、行政書士に依頼するしかなくなりました。
日本中に在住していたため、とても回り切れなかったためです。
このように、家族に大きな迷惑を掛ける可能性もありますから、必ず車検証の住所変更が必要なのです。
まとめ
車検証の住所変更は絶対必要なので、転居したら必ず行ってください。