車のシートについた大きなシミや、がっつり飲み物をこぼしてしまった場合、なかなか綺麗にはなりません。
また、車内で喫煙したことによってシート全体に付着したタバコのヤニもなかなか取れませんね。
ここでは『シートにガッツリついた汚れの落とし方』を解説します。
小さなシミや、ちょっとした汚れは【車のシートについたシミ汚れを、スチームクリーナーで落とす方法】を試してみてください。
用意するもの
家庭用の高圧洗浄機
高圧洗浄機はホームセンターなどで売られている家庭用のものです。
大きくて重いので持ち帰るのが大変ですし、ホームセンターよりネットの方が安いです。
¥10,000~¥20,000円する物ですが、玄関先の掃除や網戸の掃除など、車以外でもかなり役立つので1つ買っといて損はないはずです。
自分で洗車をする際にまずは高圧洗浄機で洗い流すのもアリで、こうする事でスポンジとボディの間にゴミが入り込み傷がつくのを防げます。
高圧洗浄機は水道直結できるタイプがおすすめで、タンクに貯めるタイプはすぐに水が無くなって何度も水くみする必要があるので面倒です。
強力なシミ抜き洗剤
今回はガンコなシミ、タバコヤニを落とす必要があるので、強力なシミ用洗剤を用意します。
シミ用洗剤はいろいろありますが、漂白剤入りは避けてください、シートの色が落ちてしまいます。
こういった業務用洗剤がおすすめですが、市販品と比べ少し高額なので、シミ落としにお気に入りのものがあればそれを使えば良いと思います。
12-14mmレンチ
シートを取り外すのに必要です。
シートは通常14mmのボルトで固定されており、固定箇所はシートの四隅の根本です。
シートを取り外すのに床をめくる必要はなく、比較的簡単にボルトを見付けられるはずです。
ただしボルトはガッチリ閉まっていますし、シートは結構重いのである程度力が必要です。
女性には少し厳しい作業かもしれません。
注意すること
- シートの取り外し時にある程度力が必要
- シート取り出し時に車体をキズつけないよう注意する
- シートを乾燥させる必要があるので、車を数日使わないタイミングで行う
- 電動機能のついたシートには絶対やらないこと
車のシート汚れの落とし方
1. レンチを使ってシートを取り外す
12-14レンチを使ってシートを車から取り外します。
車に傷をつけないように注意しましょう。
高圧洗浄機を使うので、少し広めの場所にシートを置きましょう。
2. シートに洗剤をしっかり吹き掛ける
汚れを落としたい部分全体にしっかり洗剤を吹きかけます。
タバコのヤニを落とす場合は背面も忘れずに全体に吹き掛けましょう。
3. 高圧洗浄機でシート全体をよく洗う
シート全体を高圧洗浄機で洗い流します。
洗剤が残らないよう、泡が出なくなるまでしっかりと洗い流してください。
4. シートをしっかり乾燥させ、車に取り付ける
シートを乾燥させます。
濡れた状態で車に取り付けると、カビが発生する可能性があるので、しっかり外で乾燥させます。
シートが完全に乾燥したら、車に取り付けて完了です。
まとめ
車のシートについたガンコな汚れの落とし方は、『シートを外して業務用洗剤を吹きかけて高圧洗浄機でゴリゴリ洗う』という方法です。
必要なもの、注意することをしっかり読んでから準備を行いましょう。