『うちの車にカーナビ取り付けたいけど、やり方わからないから教えて!』という超ざっくりした質問にはどう答えれば伝わるでしょうか。
この質問に答えるには
- 車種
- 車両型式(車検証に記載)
- ナビメーカー
- ナビ品番
これだけわかれば調べようがあります。
さすがにノーヒントだと厳しいです。
カーナビの取り付け方は、基本的にはどの車種でも、どのナビでも同じです。
しかし配線のある場所が車種や年式でバラバラなので、「取り付け方教えて」と言われても完全に答えるのが難しい。
なんとか説明してみようと思うので、どうしてもわからない方は上の4つの項目を含めてコメントして頂ければと思います。
ちょっと長くなるので、もくじから必要な項目に飛んでください。
カーナビを自分で取り付けるのに必要なもの
ざっと思いつくだけでこれだけ必要です。
これらの工具に加え、各車種専用の「ナビ取付キット」が必要です。
「車種名 型式 ナビ取付キット」などで検索するとヒットします。
馴染みの薄いアイテムは、名前を押すとどういうものかわかるようにリンクしてあります。
カーナビの取り付け方
1. パネルを外す
- サイドピラーのパネル
- ナビ取り付け部周囲のパネル
- 運転席、助手席の足元のパネル
を取り外します。
サイドピラーと足元のパネルはクリップでハマっているだけです。
ナビ取り付け部周囲のパネルは、プラスドライバーで外れるネジで数か所とクリップで止まっています。
2. フィルムアンテナを取り付ける
フィルムアンテナを、フロントガラス丈夫に貼り付けます。
フィルムアンテナの数はカーナビによって異なります。
フィルムアンテナはガラスの端にある黒い部分に貼らないようにしましょう。
アンテナを貼り付けたら、フィルムアンテナ配線を取り付け、上図のようにピラーを這わせてナビを取り付ける位置の裏側まで持ってきましょう。
また、ETCを同時に取り付ける時はフィルムアンテナの配線と一緒にピラーを這わせると綺麗にできます。
配線はピラーから、一度足元のパネルまで通してから、ナビ取り付け位置へ引き込むと上手くいきます。
足元にダラリと配線が垂れないよう、結束バンドで固定しながら這わせましょう。
3. ナビ取付キットに付属している配線を接続する
これが基本的な配線図です。
一見複雑な配線図ですが、そのほとんどがナビ取付キットに付属しているコネクター付配線と繋ぐだけです。
繋ぐのも、同じ色の配線同士でハメこんで接続していくだけです。
4. カーナビ本体に配線を接続し、本体を取り付ける
フィルムアンテナ配線、ラジオアンテナ、ナビ取付キットのカプラーなど全ての配線をナビ本体に接続し、車に取り付けます。
車に取り付けるときは、元々車に付いていたオーディオに付いたステー(オーディオレス車の場合取付用ステーだけ付いているはず)をカーナビに付け替え、取り付けます。
取り付けたら、エンジンをかけカーナビが起動するかテストしてください。
5. 外したパネルをすべて元に戻して完成
最初に取り外したパネルを全て元どおりに戻し、完成です。
まとめ
カーナビの取り付け方はすべてこの方法です。
必要な工具を用意し、この手順通り作業を進めればカーナビを取り付けられるはずです。