20代は事故率が高く、等級も上がっていないので保険料が高いです。
一般的には20代はネット型自動車保険に加入するのが一番安く自動車保険に加入する方法ですが、ある一定条件を満たすと更に安くできます。
その条件とは「同居家族に自動車保険に加入していて、そろそろ車の使用をやめる人がいる場合」です。
なぜこの場合安くなるか、詳しく見ていきましょう。
20代が自動車保険を最高に安く加入できる条件
同居の家族同士なら、等級をそのままに自動車保険を引き継げる
血縁者でも別居しているとダメですが、同居の家族なら自動車保険の等級をそのまま引き継げます。
免許返納を検討している祖父母から引き継いでも良いですし、両親の自動車保険を引き継いでも良いです。
ちなみに、両親は年齢的に既存の自動車保険を子供に引き継いでしまって、新規で加入した方が親子合計の保険料は安くなります。
これは両親の年齢が子の年齢の自動車保険料より安いのが理由なので、両親の自動車保険料そのものは上がってしまいますが、家全体で考えると保険料は下がるのです。
保険会社が違っても保険の引継ぎが可能
自動車保険の等級は、保険会社が変わっても等級が引き継がれますから、親子で自動車保険会社が違ったとしても等級そのまま引き継ぎができます。
ただ、保険料そのものは保険会社によって違いますから、他社間で自動車保険を引き継いだ場合、思ったより安くならないなと感じる事もあるかもしれません。
これは親の加入している保険会社の保険料が安く、子が加入する保険会社が高かった場合こういう状況になるでしょう。
これから自動車保険を引き継ぎたいけど、どこの保険会社に引き継ぐと安くなるか知りたいという方は、一度保険の一括査定などで調べてみると参考になるはずです。
引継ぐ保険がない場合の20代におすすめの自動車保険
引き継ぐ保険がなく、新規で加入するしかない場合は「ソニー損保」が20代には一番おすすめです。
自動車保険の補償条件は、現状どこの保険会社も変わりません。
【板金塗装兼保険代理人がおすすめする、自動車保険のプラン】でも解説したように、各社保証する内容はほぼ同じで、サービス内容で競っていますがそれも同じ。
であれば、無店舗型のネット保険は普通の保険会社より格段に保険料が安いので、20代の若いころは特にネット型自動車保険の中でも保険料が安い「ソニー損保」がおすすめなのです。
私は保険募集人の資格を有していて、本業で保険会社の代理人もやっていますが、保険会社の方も『保険料はネット型には絶対勝てない』と言いますから、これは確実にそうなんですよね。
もちろんネット型保険でも日々保険料は変化しますから、ネット型保険の中で今一番安い保険会社はどこかを調べる必要はあるでしょう。
私が最初にソニー損保をおすすめしたのは、つい先日調べてソニー損保が一番安かったというだけですから。
調べる時はネット型自動車保険がいくつか含まれ、かつソニー損保が含まれる一括査定を利用するようにしてください。
まとめ
20代が自動車保険に安く加入するおすすめの方法は
- 同居の家族から自動車保険を引き継ぐ
- 新規で加入するならネット型自動車保険に加入する
このどちらかです。
