普通自動車は売ったり廃車をすると、自動車税が月割りで還付(返金)されます。
軽自動車の自動車税の還付はされないので、いつどうやって車を手放しても返金されません。
自動車税の還付は、「名義が変更、または抹消した翌月~3月までの月割り」で計算できます。
普通自動車の自動車税還付金の計算方法と、その条件について詳しく見ていきましょう。
自動車税還付計算のポイント
- 普通自動車は4月1日時点で名義になっている人宛に自動車税の支払いが届く
- 月の締めは末日で、翌月から3月までの月割りで計算する
- 名義を変えるか、抹消しなければ還付されない
以上3つのポイントをまず抑えてください。
還付は税務署から還付ハガキが届くので、そのハガキの指示にしたがって還付手続きを行いましょう。
自動車税の還付計算例
6月に車を売却し、6月中に名義変更・抹消した場合
(自動車税額÷12)×9か月分(7~3月)
この金額が還付されます。
6月末に車を売却し、7月に入ってから名義変更・抹消した場合
(自動車税額÷12)×8か月分(8~3月)
この金額が還付されます。
月の締めが末日なので、7月に入ってから名義変更・抹消を行うと翌月分からしか還付されません。