中古車をローンで買うと、月々の負担は少ない。
中古車は車体価格が安いのでそうイメージすると思います。
果たして本当にそうなのか、30万円・60万円・100万円の中古車を購入した時を例に月々いくらの支払いになるか検証してみました。
ここでの検証は30万円、60万円、100万円ぴったりの時、ボーナス払い無しを条件にしています。
使用する自動車ローンシミュレーターはイオンプロダクトファイナンスのものを使用しました。
イオンプロダクトの自動車ローンシミュレーターは、金利や支払回数など自由に入力できるので、会社問わずシミュレーションできおすすめです。
ローン年数の設定は【車が壊れてローンが残る?中古車ローンの適切は年数とは】を元に行っていますので、先にこちらに目を通して頂くと理解がはやいかもしれません。
それでは早速検証していきましょう。
金利について
中古車の金利は大体4.0~5.0のはずですが、4.0%だとしても借入金額が高額ではないので誤差です。
自動車ローンは労働金庫や信用金庫などが大手に比べ金利が安いので、お近くの店舗で相談してみましょう。
30万円の中古車をローンで買う時の月々の支払い額は
平成20年式、7万kmのエッセを30万円で購入するとしましょう。
7万kmとはいえ10年落ちですから、最長でも2年(24回)で完済するべきでしょう。
30万円の借り入れ・24回支払い・金利5.0%のボーナス支払い無しでシミュレートすると
初月支払い額が¥14,574円、以降月々¥13,100円の支払いになります。
60万円の中古車をローンで買う時の月々の支払い額は
平成24年式、7万kmのフィットを60万円で購入するとしましょう。
6年落ちですから、最長でも4年(48回)で完済するべきでしょう。
60万円の借り入れ・48回支払い・金利5.0%のボーナス支払い無しでシミュレートすると
初月支払い額が¥14,643円、以降月々¥13,800円の支払いになります。
100万円の中古車をローンで買う時の月々の支払い額は
平成25年式、7万kmのアクアを100万円で購入するとしましょう。
5年落ちですから、最長でも5年(60回)で完済するべきでしょう。
100万円の借り入れ・60回支払い・金利5.0%のボーナス支払い無しでシミュレートすると
初月支払い額が¥23,074円、以降月々¥18,800円の支払いになります。
まとめ:検証結果
いかがでしょうか。
30万円・60万円・100万円と考えると30万円と100万円では3倍以上差がありますが、実際ローンで支払う金額は月々¥5,000円ほどしか変わりません。
ローンが組める年数が違うのでこの現象が起きるのですが、この現象は100万円以上でも同様です。
もちろんローンを支払う年数は伸びますけど、200万円の新車は10年でローンが組めたりするので、月々の支払い額は100万円中古車より安かったりします。
ご自身の予算、乗り方、将来設計と併せて考えるのが車購入のポイントになるので、しっかり慎重に検討する必要がありますね。