車のプロである私が組んだ新車ローンは7年です。
しかし今一番の流行は10年ローンで、私も最初10年で組む予定でした。
たまたま偶然付き合いのある信用金庫が「保証料込 金利1.98%キャンペーン」をやっており、それの最大年数が7年だったのでそうしただけです。
お客さんや友人には10年ローンを勧めていて、実際に何人も10年のローンを組んでいます。
ここでは、なぜ10年ローンがおすすめなのか?新車のローンはどこで組むのがお得なのか?をプロ目線で解説します。
なぜ新車は10年ローンがおすすめか
昔は新車のローンは7年しかありませんでしたが、月々の負担を軽減し借りやすくするため「10年ローン」が出始めています。
新車の金利はキャンペーンなど安いところで2.0%だったり、高いと言われるディーラーローンの金利でも5.0%程度です。
ローン期間を長くする分支払う分割払手数料は増えます。
しかし最近は新車の価格が下がっている事もあって、爆発的には増えません。
それより月々の支払い金額が減る方が現実的に考えてありがたいのです。
250万円の新車を購入すると仮定して、7年と10年でどのぐらい差があるのか見てみましょう。
金利は2.5%として計算しています。
250万円を7年ローンで組んだ場合
250万円を10年ローンで組んだ場合
新車を7年ローンと10年ローンで購入する場合、分割払手数料は約10万円の差があります。
10万円多く支払う必要があるものの、月々の支払いが約1万円安い「¥23,500円」で済みます。
10万円支払いが増える!と考えると損をするような気持ちになるかもしれませんが、月々¥23,000円で新車に乗れると考えると安く感じませんか?
10年ローンは長すぎる?
私も最初は「10年は長すぎるんじゃないか、7~8年で乗り換える可能性もある」と考えました。
しかし、もし7~8年で乗り換えるなら車を売ったお金で残債を支払えば良いだけです。
今の時代月々に使えるお金の額が限られている事の方が大きな問題であり、何よりも月々の支払いが減る事が大きなメリットだと判断しています。
お客さんや友人にも、7年ローンなど他の選択肢を与えていますが、皆さん月々の支払い額を考え10年ローンを選択されます。
友人の中にはボーナス支払いに3万円だけ設定をし、新車のインプレッサスポーツに月々¥16,000円で乗っている人もいます。
新車のローンはどこで組むべきか
残価設定を含むディーラーローンは金利が高く、その多くが5.0%のはずです。
ディーラーローン以外では、セディナやイオンクレジットでのローンが一般的です。
私が一番おすすめしたいのは、各地方の信用金庫や労働金庫のオートローンで、金利がとても安い。
信用金庫や労働金庫のキャンペーンと合致すれば私のように金利1.98%という低金利で組めたりもします。
私が取り扱った感じでは
セディナ・イオンなどのローン会社:3.8~5.0%前後
信用金庫・労働金庫:3.2~4.0%
このような感じでした。
まとめ
- 新車のローンを何年で組むかはキャンペーンと借りる場所次第だが、10年が最近の流行
- 10年ローンを組むと、月々の支払いをとても安くできるが、分割手数料はさほど変わらない
- 新車のローンは各地の信用金庫・労働金庫で組むと金利が安いのでおすすめ