新卒社会人でも中古車ローンは組めます。
ただ、保証人が必要なところと不要なところがあります。
ローン会社・金融機関によって異なりますから、いくつかローンを組む先の候補を探しておいて個別に問い合わせる必要があります。
⇒新卒社会人におすすめのローン会社だけを知りたい方はこちらへジャンプ
新卒社会人が中古車ローンを組む時のポイント
金利が低いローン会社・金融機関は審査が厳しい
金利を低く設定しているローン会社・金融機関は審査が厳しいです。
逆に審査の厳しいローン会社・金融機関で審査が通らなかった場合、金利が少し高いところなら審査が通ります。
金利が低いローン会社・金融機関では新卒社会人の場合「保証人が必要」と言われる可能性がありますから、そうなった時両親に頼めるようなら頼んだ方が良いでしょう。
最近は保証人が必要という話をあまり聞きませんから、大丈夫だとは思いますが。
審査が通らないケース
ローン会社・金融機関の審査が通らない時、いくつかパターンがあります。
私の知る限りでは
- 支払い遅れの履歴がある
- 血縁者に金融ブラックリスト掲載者がいる
- ローンを組む人、または実家が車屋(自営業者)である
この3つの条件どれかに当てはまってしまうと審査を通らないことが多いです。
それぞれ詳しく説明します。
支払い遅れの履歴があるとは
支払い遅れとは、クレジットカードや他ローンなどの支払いが遅れた経験があるかどうかです。
クレジットカードや携帯電話の引き落とし口座にお金を入れるのを忘れていて、引き落としできない連絡が来るのはよくあるケースですが、これも該当します。
引き落とせなかったという履歴が残り、金利の低いローン会社・金融機関ではこれも「支払いが滞った」と判断し審査が通らない事があります。
私の友人にも携帯料金の引き落とし口座に一度だけお金を入れておくのを忘れ、これにより審査が通らなかった事があります。
ただこれは時効期間があるのか、「かなり昔にやってしまったが、最近はない」なら大丈夫だと思います。
血縁者に金融ブラックリスト掲載者がいる
両親や兄弟など、血縁者に金融ブラックリスト掲載者がいる場合、審査が通りません。
消費者金融での貸付履歴がある事自体は問題になりませんが、返済に一度でも遅れた経験があるとアウトです。
金融履歴は本人のみならず家族にも迷惑を掛けてしまうので、絶対に滞らせないようにしましょう。
ローンを組む人、または実家が車屋(自営業者)である
車屋は自動車ローンが組めません。
これはかつて、新車を自動車ローンで購入し、すぐに売却し会社の運転資金に充てるというのが横行したためです。
昔の悪い車屋の行いで現代の真面目な車屋も被害を受けるのは腹立たしい事ですが、いくら大きな利益を生んでいる順調な車屋でも車屋というだけで審査NGになる事が多いです。
かくいう私も、ディーラーローンすら審査が通りません。
この噂を聞いて、一度日産の知り合いと試験的に審査が通るかどうか試した事があり、その時にNGをくらいました。
赤字を出した事もないし、業績も順調であるにも関わらずです。
本人のみならず、実家が車屋(自営業)である場合も「名義を貸して会社の運転資金に充てる可能性」からNGが出る事があります。
新卒社会人が中古車ローンを組むならどこがお得?
- 各地方の信用金庫・労働金庫
- セディナ・イオンクレジット
- オリコ
これが金利が安く、新卒社会人が中古車ローンを組むべき金融機関の優先順位です。
審査が通るかどうかその人によって異なるので、まずは地方信用金庫・労働金庫で審査をしてみて、ダメならセディナ・イオンクレジットで…
という風に段階を踏むのが良いでしょう。
上でも述べたように審査が甘くなる=金利が高くなるので、下へいくほど金利は上がります。
まとめ
- 新卒社会人でも中古車ローンは組めるが、借りる場所によって保証人が必要なことがある
- 金利が低い金融機関=借り入れ審査が厳しい
- 支払い遅れ、血縁者にブラックリスト、車屋の身内のどれかに該当すると審査NGの可能性大
- 新卒社会人が中古車ローンを借りるなら、地方信用金庫や労働金庫がおすすめ